2月22日に代官山蔦屋書店で開催された『なまけ者のさとり方』増補改訂新版出版記念、トークイベントが終了しました。
ご講演いただいた翻訳家の山川紘矢・亜希子ご夫妻に、感謝いたします。
素敵な会場を提供してくださった代官山蔦屋書店さん、担当のH谷さん、ありがとうございました。
週末ごとだった大雪もなく、定員70人のところ、キャンセル待ちの方や、当日立ち寄ったお客様などいらして80以人上の参加がありました。関西から参加の方もいて、嬉しかったです。
参加してくださった方からの たくさんの質問にも、ひとつひとつ 丁寧に答えてくださいました。 |
サイン会も大盛況でした! |
「自分のことが好きですか?」という紘矢さんからの問いかけから始まったお話しに、「自分のことが大嫌いだった!私」という亜希子さんの体験談もありました。では、自分を大切にして、幸せになるにはどうしたらいいのだろう?参加された皆さんのまなざしと山川ご夫妻の笑顔から出てくる言葉の数々で、
会場は熱い雰囲気のまま、質問コーナーへ。
「大丈夫、あなたにも時期がくれば、なんだ、そうだったのかとわかるから…」と言われてホッとしました。出来たての本からのメッセージを翻訳者から直接に聴くという、ある意味旬の時間を共有した時間となりました。
…思えば、今回のイベントは、昨年の11月に代官山蔦屋書店さんから、『アルケミスト』(パウロ・コエーリョ著)の注文をいただいたことに始まります。
文庫版に押され気味の地湧社のアルケミスト単行本をあえてご注文いただいた担当さんに直接会いに伺いました。その際、製作中の『なまけ者のさとり方 増補改訂新版』の話をして、出版記念のトークイベントを開催する場所を探していることも話したのでした。その時に、「うちの2階のスペースは、いかがですか?」と言っていただきました!ゴラスさんが生涯1冊だけ遺した、この本の新たな誕生を祝うイベントがこの素敵な本屋さんで出来るなんて嬉しい♪と、早速会場が見つかった報告を社内でしました。『アルケミスト』がつないでくれた、ご縁です。
横道にそれますが、実はこの『アルケミスト』も、『アウト・オン・ア・リム』(シャーリー・マクレーン著)がご縁で地湧社にやってきたのです。
『アウト・オン・ア・リム』についても、 少しお話しくださいました。 |
こうやってお話していくと3冊の本は、いずれも山川ご夫妻の翻訳であり、『アウト・オン・ア・リム』から、つながっているご縁なのだと気づきます。
今、ますます社会は揺れていて、私たちひとりひとりの生き方が世の中に影響を与えていけるとわかってきています。その、私たちの側にいる友人として、この『なまけ者のさとり方』が新たに誕生したのは、決して偶然ではないと地湧社では、確信しています。
皆さんに、この本の素敵なバイブレーションが届きますように…。ありがとうタッド!
ゴラスさんの写真を見ながら、 ゴラスさんとの思い出を 語ってくださいました。 |
*おまけに…
本文に掲載する写真は、本棚の前にゴラスさんがいる写真を1枚、と決めていたのですが、打ち合わせをしているときに何故かゴラスさんの11歳の時の写真が出てきたのです!その、まっすぐな瞳の写真と自筆のサインを載せて完成したリニューアル版は、今まで以上にゴラスさんの熱い想いが込められているように感じます!
さて、まだまだ書き足らないことがたくさんあるので、
後日、「【ご報告】満員御礼!②」と題して、このイベント報告の第二弾をしたいと思います。
ご参加くださった皆さんの感想や、代官山蔦屋さんと出会うきっかけとなった『アルケミスト』の“立体ポップ”のお話をしたいと思います。
それでは、次回もお楽しみに。
(編集部)